「自分らしい」ってなんだろう。
私も勉強をしながら、お客様と考える。
お客様の「自分らしさ」を探すために。
先日、「私らしさというラベリング」という記事をnoteにも書いたけれど、
「自分らしさ」という言葉に縛られなくてもいいのではないか、と思う。
自分を大切にする選択の積み重ねを経て、自然と出来上がっていると考えるから。
「自分らしさ」の実態って、本当は見えない。
「自分」が、肉眼で自分を確認できないように。
私が「自分らしさ」に縛られそうになる時、
人間って、鏡を通して、他人を通して、自分という動物を確認するのだと
そんな風に感じる。
自分のことを一番知っているつもりでも、自分を客観的に見ることはとても難しい。
だからこそ、自分のような職業があるのだとも思う。
人間って、いいところもダメなところも含めて、
とても愛らしい動物で、いろんな顔を持っているから
自分っていう人間に対しては、少し自由でいようと思うのです。
もちろん、プロとしてはお客様の特性や個性を見極めて、似合うもの、その人に必要なものを提案している。
外見的なアドバイスを私に任せてもらうことで、
お客様の、心地よい選択や判断ができたら
私は何よりの幸せを感じるのです。
提案した服も、スタイリングも、そこに心地よさを感じなければ
心地よいものが見つかるまで、とことん探し出す。
ようやく見つかった心地よいスタイリングを手にしたお客様の笑顔を見ると、
私自身、幸せのお裾分けをいただいた気分になる。
今日もお客様に出会えたことに感謝。